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第94回沈黙のアピール 2013年11月6日

            第94回 沈黙のアピール

2013年11月6日、毎月1回の対県交渉「沈黙のアピール」が94回目として福島県庁で行われました。県民側の参加者は12名で、前双葉町長の井戸川さんも参加しました。県側は秘書課を先頭に原子力安全対策課、環境創造センター整備推進室、産業廃棄物課、財産管理課、避難者支援課、地域医療課、が出席しました。県民健康管理課が欠席だったために別途行うことを確認しました。また、金沢に避難を余儀なくされている浅田正文さんからの「高線量地域の除染より転居支援を」というメッセージも読み上げられました。

                                            2013年11月6日
福島県知事 A様
福島県秘書課 課長 B様 
福島県原子力安全対策課 課長 C様
福島県県民健康管理課 課長 D様
福島県避難者支援課 課長 E様
福島県財産管理課 課長 F様
福島県産業廃棄物課 課長 G様
福島県地域医療課 課長 H様 
福島県生活環境部環境センター整備推進室長 I様

福島県は原発被災者・県民自身が希望ある復興計画を立てられる
ように東京電力に見切りをつけさせ、帰還困難区域の除染不能を
明確にし、世界からの叡智を求めて目下の非常事態から脱する
     ための最大の英断を下すことを求める要請書


             沈黙のアピール 呼びかけ人代表 佐々木慶子(080-5563-4516)

3.11福島原発事故から間もなく、2年8カ月になろうとしています。事態は改善方向に向かっていると言えるのでしょうか。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック招致成功、2年後いわき市における「第6回島サミット」(日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議)開催決定、IAEAによる「1ミリシーベルトにこだわる必要はない。」発言(10.21ファン・カルロス・レンティツホ専門チーム団長環境相に提言)などの動きは「福島原発事故の矮小化」と「フクシマの安全地帯宣言」に持ち込みたい原発推進側の目論見と言うのは言い過ぎでしょうか。

また、IAEA が三春町に建設予定の「県環境創造センター」の施設概要発表によると本館・研究棟・交流棟の3棟2階建てであること。交流棟には世界屈指の360度の球体シアターなどを設置し、「放射線の正しい知識や本県の美しい自然美の映像を上映する。」とのこと。

これに対し福島県知事は「県内の小学5,6年生全員が一度は来館できるようにする。」と言っています。これは「原発・放射能の安全」意識づけの「洗脳教育」にならないのでしょうか。

福島県はIAEAに対してどのような態度で臨むのでしょうか。されるがままなのでしょうか。除染と風評被害払拭そして「安全宣伝」の方向だけでいいのでしょうか。一方で1日に700トン余も出ると言われる汚染水問題、堰の水排出問題があります。これらに対する「東電、止まらぬ人為ミス」問題(10.10民友)が波状攻撃のように襲ってきています。余震も頻繁に起きています。汚染水タンクは増え続け福島原発敷地内はもう2年が限度と言われています。

行き場を失っている放射性廃棄物も除染作業と正比例して増え続け、一般家庭の敷地内にまで捨て置かれています。キロ当たり8,000ベクレルを超える指定廃棄物の処分に行き詰まり、国・環境省は市町村単位に仮設焼却炉建設をもくろみ、地元住民には秘密裏に事を進めようとしています。

排ガスには放射能物質が含まれ、内部被曝の恐れのあるものです。これはミニ原発建設と同じようなものであり、放射能被害をさらに拡散させるものです。鮫川村や塙町を突破口にしようとしましたが塙町は住民の町長リコールを辞さない程の住民たちの抵抗にあい断念しています。

鮫川村も住民からの強い反対運動を受け、県も工事中断を行い3カ月程止まりましたが、強行され、9日目で爆発を起こし、現在停止中です。このような焼却炉建設はこれから都路、飯舘、伊達市、福島市、二本松市、郡山市など20カ所程建設予定きています。さらには全国展開も目論まれています。

さらに第一原発4号磯の使用済核燃料プールから1,533体の燃料棒取り出しも問題です。一度でも失敗すれば「第2、第3のフクシマ」になりかねません。「汚染水以上に心配」(田中俊一原子力規制委員会委員長談)とさえ言われています。

この8日にも作業開始予定でしたが実証検証を追加するために1,2週間延期になるとのこと。実証検証もせずに実作業を行おうとしていた杜撰さも許せません。

以上述べた通り、福島県は“非常緊急事態”なのです。いつ「第2のフクシマ」が起きてもおかしくないのです。この緊迫感が東電にはもちろん、福島県にもそれほど感じられません。

こんな中、東電は2013年9月中間連結決算で1,200億円程度の黒字決算と報じられています。信じられません。保障・賠償こ冷淡で事故対策のための汚染タンクや遮蔽壁の建設費の削減に固執し結果的に事故・汚染拡大してきた東電がしっかり企業営利のための努力をしてきたのです。

福島原発告訴団から刑事訴訟まで起こされている当時の経営責任者が何のお咎めも受けず、強制捜査もきれず役職手当も返上しない現状は理不尽この上ないと言えます。東電こそ、解体させ、全資産を吐き出させるべきです。

原発技術者・労働者を手厚く処遇するために国主導で新たな組織を立ち上げさせるべきです。県はその方向で声をあげるべきです。

これまで世界の原子力推進のために寄与してきたとも見られているIAEA(国際原子力機関)への不信感も根強いものがあります。県はそれを払拭させるためにIAEAにもっと強く要望するべきです。

福島県は被曝者・県民のいのちと財産そして安心・安全なくらしをもたらすようにさらなる英断を下すべきです。もっと緊迫感を持って全力を挙げて、目下の“非常緊急事態”から脱するために、世界からの叡智を求めるべきです。

「沈黙のアピール その93」への誠実な回答を10月8日付で受け取りました。前進と見られる所も伺えますがまだまだ充分ではありません。さらに現状を踏まえ以下のことを要望いたします。

12月6日までに文書回答をしてくださるようにお願いいたします。

一記-
1、文書要請をすること。
2、-LAEAの動向の把握、IAEAに限定しないで世界に協力要請をすること。
3、「東北電力に対する態度の明確化
4、一内部被曝への対応策の具体化 各戸一台食料放射能計測器の開発
5、一再生可能エネルギーの推進と分散化
6、一労働条件の改善と正式雇用形態、全国からの労働者派遣要請
7、一子どもの健康検査は尿検査等も含めること。
8、一病歴が分かる健康手帳の配布
9、10-ヨウ素剤の事前配布の実行
10、-「仮設焼却施設」は白紙撤回し、住民への充分な説明を行うこと
12、-東電を解体させるように国に強く文書で要求すること。
13 -帰還困難区域における帰還不可能状況を認めてあらたな生き方に充分な手当てを行うこと。
以上
         < 交渉概要 >
      ○ 県民側        ●  県側

○ 三春町につくる環境創造センターに子どもたちを研修のために集めると知事が発言しているけれども、放射能を扱うところに子どもたちを集めるのは問題。IAEAは何をするつもりなのか

● 環境創造センターは福島県が作りモニタリングの拠点となる。除染技術、環境開発などのためにIAEAから100名程度入ってもらう予定。

○ 福島県は、長期間の低線量被ばくや、内部被ばくに対して「絶対安全」という偏った考えを持っているのではないか。そうであるなら、加害者(東京電力・政府)と利害を共にしており、被害者県民を裏切っていることになる。福島県は「県民からひとりの健康被害者もださない」という立場にたっているということでいいか、確認したい。

○ 環境創造センターには、JAEAから200人の研究者を招へいすると聞いているが、JAEAとは旧動燃であり、原発推進団体であり、低線量被ばく安全論者である。だからセンターは子どもたちに「安全教育」を目的とすると考えることが当然ではないか。

○ ウクライナは、住民の住んでいるところは放射線量が低く、福島の放射線量を言ったとき、「クレージー」と言われた。(年間放射線量が1ミリシーベルト以上になる地域は避難権利地域になっており、住民は避難し、廃屋は火事などで放射能が拡散しないように解体されています。)箱物を作るよりも街を作ってほしい。県はその先頭に立つべきだ。

○ 鮫川村に建設された焼却実験炉は、手続きの不備で3か月中断したし、操業してすぐに運転を停止し、止まったままになっている。専門家も焼却炉の能力を疑問視している。

○ 汚染水をどうするつもりなのか

● 費用の点と早くということでボルト式が採用された。対策として溶接型へ変更することになった。

○ 県はどこまで関われるのか

● 東電・国に対して言ってきたが、国が関わることになったので県も入っていくことにしている。

○ 被曝労働者の健康診断が半年ごとになっているのに子どもは2年ごとというのはおかしい。

○ 双葉郡ではキノコがとられている。県が食べてはいけないと強くいっていないという理由で食されている。県がきちんと知らせるべきではないか。

○ 県は国の指針に従って5キロ圏はヨウ素剤を配布すると言っているがいつまで配布するのか明確にしてほしい。
                                                完
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